医療法人社団爽秋会 岡部医院仙台 ふくしま在宅緩和ケアクリニック

医療法人社団爽秋会
岡部医院仙台・在宅介護支援事業所爽秋会みのり
ふくしま在宅緩和ケアクリニック・ふくしま緩和ケア支援事業所
爽秋会について
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爽秋会の理念

私たちは、重大な病を抱えながら生活をしていく方々と、そのご家族の思いを大切にして療養生活を支援します。

理事長 河原正典 挨拶

医療法人社団爽秋会の理事長を務めることになりました河原正典と申します。

私はもともとは消化器外科医で、当院の創設者の岡部健に紹介する側でした。
15年ぐらい前は、まだまだ在宅医療は普及しておらず、癌患者さんを紹介できる診療所はほとんどありませんでしたが、岡部医院はその中でも、紹介できる数少ない診療所の一つでした。

自分が体調を崩し、外科医として患者さんに貢献することが難しいと考えていた時に、今の自分が患者さんの役に立てるのは、ある一定の質を担保した在宅医療の提供なのだろうと思い、岡部健にアポイントをとり、岡部医院で働きたいと話をしたのが、昨日のことのように思い出されます。

そして、今でも私の中にあるのは、入院している自分の受け持ち患者さんの「家に帰りたいんだ。」と話してくれた横顔であり、その心情を何とかしたいなと思った自分の気持ちです。

病を抱えながら家で過ごすことが、不安だと思いますが、当会がその不安を解消できるように努力していきます。

概要

 医療法人社団 爽秋会
医療法人社団 爽秋会
〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町2-3-2 エトスビル4階
TEL:022-393-8082
FAX:022-381-6776

歴史・沿革

1997年 4月 宮城県名取市に岡部医院(2006年4月より在宅療養支援診療所)開設
1999年12月 宮城県名取市に医療法人社団爽秋会設立
2000年 4月 宮城県名取市に岡部医院訪問看護ステーション開設
2007年10月 福島県福島市にふくしま在宅緩和ケアクリニック(在宅療養支援診療所)開設
福島県福島市にふくしま在宅緩和ケア訪問看護ステーション開設
2009年 4月 岡部医院・ふくしま在宅緩和ケアクリニックともに日本緩和医療学会認定研修施設
2013年 8月 在宅介護支援事業所爽秋会みのり開設
2013年 9月 ふくしま緩和ケア支援事業所開設
2015年 10月 宮城県仙台市青葉区に岡部医院仙台(在宅療養支援診療所、日本緩和医療学会認定研修施設)開設
2018年 4月 岡部医院訪問看護ステーションを岡部医院・岡部医院仙台へ統合
ふくしま在宅緩和ケア訪問看護ステーションをふくしま在宅緩和ケアクリニックへ統合
2021年 6月 岡部医院を岡部医院仙台へ統合

岡部 健(おかべ たけし)紹介

岡部 健医療法人社団爽秋会は岡部健医師により1999年設立されました。20年ほど前には、末期がんの患者さんをご自宅で支える医療機関は皆無といってよい状態でした。岡部医師は宮城県立がんセンターの勤務時、自宅に戻りたいと願う患者さんたちとの出会いのなかで、同僚の先生方とともに患者さん宅への往診を始めました。それをきっかけとして、自宅で家族と過ごしたい、お気に入りの自宅に戻りたい、というご希望に応える医療機関を創るべく、岡部医院を1997年に開業しました。それ以来、爽秋会は在宅緩和ケアを専門として、ご自宅で療養する患者さんとご家族へのケアを手がけてきました。

【略歴】

1950年 3月14日生まれ、神奈川県出身
1978年 東北大学医学部卒
東北大学抗酸菌病研究所(現、加齢医学研究所)
外科部門入局
1987年 博士号取得(博士:医学)
静岡県立総合病院呼吸器外科医長
1991年 宮城県立成人病センター(現、宮城県立がんセンター)呼吸器科医長
2001年 みやぎ在宅ホスピスネットワーク副代表
2005年 日本ホスピス緩和ケア協会東北支部長
社団法人宮城県看護協会訪問看護推進協議会会長
2007年 宮城県がん対策推進協議会委員
日本ホスピス緩和ケア協会理事
2008年 日本緩和医療学会代議員
2011年 東北大学医学部臨床教授
日本緩和医療学会被災者支援委員
心の相談室室長
2012年 東北大学文学研究科 実践宗教学寄附講座 学外委員
9月27日没(享年63歳)

【主な著作】

清水哲郎監修、岡部健、竹之内裕文編著 2009 『どう生きどう死ぬか』 弓箭書院
岡部健編著 2009 『在宅ホスピス緩和ケア入門』 薬ゼミ
岡部健 『患者体験からみえるケア』、『緩和ケア』 など多数。
奥野修司(岡部医師へのインタビューをまとめた著作)2013 『看取り先生の遺言』 文芸春秋 

イメージカラー

創始者 岡部健が大切にしていた色です。
爽秋会 <爽秋会>
「青」は、秋の澄んだ空、爽快感を表す色。心身の痛みを和らげ、ストレスを緩和します。
「緑」は、様々に変化する自然の生命色。心身の緊張を緩和します。
私たちは「爽やかな秋(最期)を穏やかに過ごして頂き、それを支えたい。」という創始者の精神を受け継ぎます。

爽秋会構成図・組織図

爽秋会構成図・組織図
※クリックで拡大します

スタッフ総数:75名  2024年4月1日現在
 医師15名、看護師26名、薬剤師1名、作業療法士2名、社会福祉士2名、
 介護支援専門員6名(社会福祉士1名兼務)、事務23名
 ※うち日本緩和医療学会緩和医療専門医4名、日本緩和医療学会緩和医療認定医2名、
    がん看護専門看護師2名、緩和ケア認定看護師1名、上級医療情報技師2名

医師紹介

医療法人社団爽秋会理事長、岡部医院仙台院長
河原 正典
資格:日本緩和医療学会 緩和医療専門医
学歴:1999年 福島県立医科大学医学部卒、2003年 医学博士
職歴:福島県立医科大学 第二外科

仙台医療センター 外科
仙台厚生病院消化器外科
2008年 医療法人社団爽秋会 岡部医院
2018年 岡部医院仙台院長
2024年より現職

一言:
在宅医療は不安がいっぱいかもしれませんが、いろいろと話し合いながらやっていきましょう。

医療法人社団爽秋会理事、ふくしま在宅緩和ケアクリニック院長
橋本 孝太郎
資格:日本緩和医療学会 指導医、麻酔科標榜医
学歴:2004年 福島県立医科大学医学部卒、2023年 グロービス経営大学院卒(MBA)
職歴:福島県立医科大学 麻酔科

国立がんセンター中央病院精神科 短期レジデント
福島県立医科大学 麻酔科
2010年 医療法人社団爽秋会 ふくしま在宅緩和ケアクリニック
2016年 ふくしま在宅緩和ケアクリニック 副院長
2024年より現職

一言:
同じ福島に住み、暮らし、生き続ける皆さんとともに最期の瞬間まで良い人生を送るためのお手伝いをしたいと思っております。自分も地域の住民の一人として、医師として、皆さんの人生の一部に関われることを大変光栄に思います。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木 雅夫
一言:
大学時代に緩和ケアに関心を持ち、それを目指してずっと精進してきました。緩和ケアに対する情熱では誰にも負けません。

戸田 有宣
資格:日本緩和医療学会 緩和医療認定医
一言:
住み慣れた家で過ごすためのお手伝いをさせていただきます。

吉村 浩一
資格:日本内科学会 認定内科医、介護支援専門員
一言:
呼吸器科とリウマチ膠原病科を中心に、救急から在宅医療までの研鑽を積みました。
ご家族も含めた全人的医療を志して、在宅緩和ケアの道に進みました。

高林 広明
資格:日本緩和医療学会 緩和医療専門医、日本内科学会 認定内科医
一言:
ご本人の症状緩和とともに、ご家族のサポートにも努めてまいります。

深谷 建
資格:日本緩和医療学会 緩和医療認定医
一言:
患者様との対話を大切にし、自宅で安心して過ごせるようお手伝い致します。

佐藤 悠子
資格:日本緩和医療学会 緩和医療専門医、日本内科学会 認定内科医

日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医

一言:
病気があっても、安心してご自宅での生活を続けられるように、多職種で連携しながら、サポートさせて頂きます。困ったことや気になること、なんでもご相談ください。一期一会を大切に、出会った方々が少しでも元気になれるような診療を心がけています。

吉田 清香
一言:
ご自宅で安心して穏やかな時間が過ごせるようサポートさせていただきます。
よろしくお願いします。

実績紹介(看取り数)

実績紹介(看取り数)

宮城・福島別の在宅看取り患者数

主な紹介元

●岡部医院仙台への主な紹介元
 東北大学病院
 仙台医療センター
 仙台厚生病院
 東北労災病院
 宮城県立がんセンター
 仙台市立病院
 仙台オープン病院
 東北医科薬科大学病院
 東北公済病院
 その他 
 県内の総合病院などの医療機関からご紹介を頂いております。

●ふくしま在宅緩和ケアクリニックへの主な紹介元
 福島県立医科大学附属病院
 大原総合病院
 福島赤十字病院
 済生会福島総合病院
 その他
 県内外の医療機関や薬局、介護福祉関係機関などからご紹介を頂いております。

訪問地域

【宮城 訪問エリア】
宮城県 ■仙台市、仙南地域

仙台市(宮城野区、若林区、太白区、青葉区の一部、泉区の一部)
名取市

※上記以外の地域にお住いの方で、訪問を希望される方は、ご相談ください。

【福島 訪問エリア】
福島県 ■福島エリア

福島市、川俣町、二本松市、その他要相談

※上記以外の地域にお住いの方で、訪問を希望される方は、ご相談ください。

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